Deep Space Project 2017

長野県阿智村、富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはらで、標高1400ｍ地点で星空を楽しめる「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー　DEEP PROJECT」がスタートした。

阿智村は日本、長野県の南端にあり、環境省の実施する全国星空継続観察で「星が最も輝いて観える場所」の第1位（平成18年）に認定された小さな村。2012よりその日本一の星を資源に、「星を見るツアーをスタート。

今では年間10万人が訪れるまでに成長し、村おこしの成功モデルとして全国から注目を集めている。

2017年のツアーはEmpire Entertainment Japanが制作を担当。ビジュアルアーティスト・クリエィテブディレクターの花房伸行が、地球から出発し無限に広がる宇宙への旅をテーマとした、映像、空間演出を行う。

既存のゴンドラ乗り場に、ゲートを作り込み宇宙ステーションを誕生させ、宇宙船とみたてたゴンドラ内では映像と音で宇宙空間に誘い出す。

15分間の旅を終えて到着したのは別の惑星。宇宙服を着たクルーに向かえられ、映像とクルーの動きが絡んだパフォーマンスで、ストーリーを紡ぐ。

花房の生み出す美しい映像と、満天の星空に訪れる観客は歓声をあげ、新しい天空の楽園ツアーが誕生した。

世界的に注目を集めるパフォーマンス集団enraの映像クリエーターでもある花房は、プロダクトデザインも得意とし造形物でも世界観を演出する。

今回、ゲードや衣装のデザインも花房が担当した。Empireは空間プロデューサーとしての花房のクリエイションをサポートしている。

DEEP SPACE PROJECTは2017年4月15日から10月21日まで開催。期間中は、特別プログラムとしてenraのパフォーマンスも行う。